Apple iPhone 5c 画面割れ修理+バッテリー交換

A14563 / 2013年9月発売モデル

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症状:フロントパネル割れ
   バッテリー交換
原因:フロントパネル:落下による破損
   バッテリー:経年劣化による性能低下

作業内容:
フロントパネル交換・バッテリー交換・内部清掃
筐体簡易クリーニング

お預かり期間:即日返却

税込:9,960円(同時修理割引適用)(修理実施当時の料金です)
(通常料金:フロントパネル交換/税込6,980円+バッテリー交換/税込4,980円=税込11,960円)

(キャリア修理やApple正規修理と異なり、データ消去の必要はありません。)
本体交換を主とするキャリア修理等と異なり、フロントパネルのみ交換しますので返却後すぐにお使いいただけます。

修理作業 
クリックで大きな画像が別ウィンドウで開きます
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(作業中のガラス片飛散防止&怪我防止のためテープを貼ってあります)

バッキバキに割れています。
この状態でもとりあえず使えているというお話でした。やっぱiPhoneってすげーっ!

当然ですが、ここまで割れた状態で使うのはできることならばやめてください。
内部部品が露出するレベルの割れですので・・・(後述します)

細かく割れたガラスが内部に入り込んで
・液晶パネルを傷付けたり
 (これはパネルが再生できなくなるだけですので問題無し)
・フィルム状のケーブルを破損したり
 (さらに修理代がかさみます)
・バッテリを傷付けたり
 (ショートして完全に壊れたり、発煙・発火につながる恐れもあります)
・ロジックボードを傷付けたり
 (一発アウトです。直しようがありません。データとかも諦めてください)
する恐れがあります。

なによりも「割れたガラスによって怪我を負う可能性が非常に高い」です。
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フロントパネル部を本体から取り外した状態。

※バッテリーは元々の純正バッテリーですが、再取り付け品とのこと。
お話を伺うと、以前、ネット通販で互換バッテリーを購入し、お客様ご自身で交換したことがあるそうです。
ただ、その互換バッテリーが半年程で膨張してきてしまったため、保存してあった元のバッテリーに戻したとのこと。
ネット通販あるあるですが、たぶん粗悪バッテリーをつかまされたんだと思います。

一度取り外したとは思えない程きれいなバッテリー・・・
ネットでお調べになって、正規の取り外し方をされたんだなということがよくわかります。

(バッテリー固定テープをきれいに引き抜けた証拠でもあるので、手先が器用な上に、慎重に丁寧に作業をされたんだと思います。)

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で、あんまりよろしくなさそうなバッテリーを売るくらいのバッテリー販売元のことですので、おそらくバッテリー固定テープが別売りだったんではないかと思います。
(業者向けの販売元ならばテープ別売りは当たり前ですけど・・・)

お手持ちの両面テープで貼り付けてありました。

これが・・・ちょっと手こずる原因になりましてw
テープが薄い・引っ張って引き抜けない・全面びっしり貼ってある・・・
ということでバッテリー下に作業ツールを入れても剥がれてくれません・・・(T T)

無理にこじると本体や内部基板にダメージを与えてしまうし、バッテリーを無理矢理剥がし取ると膨張→破裂!とか、発煙・発火の恐れがあるので、場所を変え、角度を変え、力を加減しながらなんとか取り外しました。

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写真の通り、本来はこんな感じの固定用テープでバッテリーを固定します。

イメージとしては、3M社等から販売されているポスターなどを貼るのに使う「引っ張れば剥がれるシール」です。
iPhone用はもっと薄いですけどね。
(だから取り外す時にテープが途中・・・いや、初っぱなから引きちぎれやすい)

もし、ご自身で作業される場合に、普通の両面テープで代用するならば、バッテリーの長さの2/3くらいの長さのテープをバッテリーの真ん中に1本だけ貼るか、バッテリーの幅の2/3くらいの長さのテープをバッテリーの上と下に1本ずつ貼るだけで充分だと思います。
(個人的な経験則です。保証はしません。自己責任でどうぞ。)

きちんと固定されますし、それであれば再度バッテリー交換をする時でも苦労せずに済みます。
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新品パネルと取り外し品。

赤○内については画像をクリックしてご確認ください。

ここまで割れると、フロントパネルに取り付けられている部品の移植に時間がかかります。
(フロントパネル割れ修理は「パッと外してポンッと付け替えて」ではありません)

フロントパネル部にはネジ留めされている部品の他に、バッテリー同様に粘着テープで固定されている部品・フィルムケーブル・基板などがあります。
パネル交換の際にはそれらを移植する必要があるのですが、バッキバキ状態だと細かいガラス片が粘着テープにくっついてきてしまいます。 当然、そのまま移植するわけにはいきませんので、ピンセットなどを使ってガラス片を取り除きます。
粘着テープが再利用できない状態の場合、市販のフィルムタイプの両面テープを部品の形状に合わせてミリ単位で切り出して使用します。
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割れた方のパネルの上部ですが、下に敷いてある作業マットの色が見えている部分は、そのまま内部部品が露出していた部分になります。
(真ん中のカメラレンズ部分は裏からネジ留めがあるのでかろうじてガラスが残っていました)
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仮組みをして電源ON。

電源が入りました。

もしも電源が入らなかったり、フロントパネル初期不良だった場合、ここから再度分解して、移植部品を取り外して、新しいパネルに付け替えなければなりません。
(特に6s以降のモデルだと、フロントパネルと本体を接着ストリップで貼り付けるので、仮組みは必須です)

バッテリーが初期不良の場合も同様です。
(ちゃんと充電できるかどうかの確認のため充電ケーブルが接続されています)
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無事起動。

バッテリーの充電マークもバッチリ!
あとは各種動作テストをして、異常がなければ修理完了です。

充電ケーブルに空きがある場合、お客様が引き取りに来られるまで充電サービスを行っています。
(リチウムイオン電池は満充電で長期放置すると性能劣化するため、新品バッテリーでも満充電ではありません)
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主な仕様 
OS  iOS 7.0(初期搭載)
CPU  Apple A6(ARMv7s) (1.25GHz)
メモリ  1GB
ストレージ  フラッシュメモリ
光学ドライブ  無し
ディスプレイ  4型IPSパネル
グラフィック  PowerVR SGX543MP3

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